サンドブラストで初音ミクを作ってみた

サンドブラストとは、コンプレッサーなどで細かい砂(研磨剤)を凄い勢いで物体表面に吹き付けて研磨加工する加工技術全般のことですが、今回紹介するのはその中でも一般的なガラスに吹き付けてすりガラスのように加工するものです。こんなものを作りました。

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どうやってやるの

サンドブラストをするためには、どこのご家庭にもごく普通にある。。。はずの無い「サンドブラスター」という業務用の機材が必要になります。今回は市内にある工房の「夏休みサンドブラスト体験」で何とかすることにしました。お皿コースとグラスコースがあったのでグラスを選択。

これでサンドブラスターは何とかなりましたので次に進みます。サンドブラストは砂を吹き付けてガラスの表面を削って模様をつける加工法なので、削りたくない部分はマスキングをして保護してやる必要があります。今回は「夏休みサンドブラスト体験教室」ということで、マスキング作業込みで制限時間が90分しかないため、事前にマスキングを作成しておきました。

下準備

用意するものとして、デザインナイフとカッティングシートにカッティングマット。それからスティックのり(なるべく粘着力の弱そうな安っぽい奴を)を購入しました。全部で1000円ちょっと。デザインナイフは普通のカッターでもいけそうですが、かなり細かいカットも簡単に出来た上に、カッティングシートの抜きの部分を外す時にも重宝したのであった方が良いかと思います。カッティングマットは古いジャンプとかでも十分な気がしました。

マスキング作成

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まずはサンドブラストしたいデザインをプリントアウトします。これが型紙になるので、どの部分をすりガラスにしてどこを通常のガラスのままにするのかをよく考えておきましょう。サンドブラストするガラスの方のサイズも考慮にいれておきます。で、カッティングシートの表面にスティックのりを塗ってその上に型紙を張ります。後で型紙は外したいので、粘着力の弱い安物のスティックのりを使ってやることではがしやすいようにしておきます。

型紙が貼れたら、次はデザインにそって刃を入れていきます。この時点で下から、カッティングシートの台紙・カッティングシート・型紙となっているので、なるべく型紙とカッティングシートだけを切って、台紙まで切断してしまわないように切りましょう。いきなり本番にせず、カッティングシートのはしっことかで練習しておくと良いと思います。型紙の線にそって切り終わったら、型紙をペリペリと外しましょう。カッティングシートまで一緒にめくれないようにのんびり外します。

型紙を外したら次はマスキングを抜いていきます。大きいエリアを抜く時は一度に抜かないで、細かく分割して抜いていくほうが良いです。あと、抜くときの形が凹多角形だと抜きにくいので、そんなときも分割して凸多角形にして抜きます。全て抜き終わったら家での作業は完了です。台紙の上にマスキングが乗っかった状態になります。後は現地での作業です。

行け!サンドブラスト!

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現地では、家で作成してきたマスキングをグラスに転写します。僕はカッティングシートについていたリタックシートで転写しました。リタックシートとは粘着力の弱い透明のフィルムのことで、カッティングシートを台紙からはがし取り、貼り付けたいところに貼りなおす。という優れものです。

今回のグラスは下に行くほど外周が小さくなる形状だったので、なるべくゆがまない様にミク本体とロゴの部分を切り離して別々に転写しました。ちなみにこの時工房のおねーさんがリタックシートに興味津々でした。通常はグラスにシールを貼って下書きして直接切り抜いていくという手順で行うそうなので、グラスなどの曲面では作業しにくいお子さんでもリタックシートを使うと作業しやすいですよ。そうですねー。的な話をしたりているうちに転写完了。

工房で用意されていたシールで、残ったグラスの表面も全てカバーしていざサンドブラスターへ!

マスキングの抜けが無いかを最終確認して、ブラスターの内部にグラスを入れて外からゴム手袋の中に手を突っ込んでスイッチオン!ノズルから噴き出す砂に満遍なくグラスを当てて、ブラストしていきます。数十秒ほど当てたら終了です。ブラスターからグラスを取り出しマスキングをはがします。

上手に出来ました

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結構細かいマスキング部分もあったので、砂の圧力ではがれてしまわないか心配でしたが上手くいったようです。マスキングを全てはがし終わったら、水洗いして砂を落として完成です。細い部分も綺麗にエッジが出ています。

まとめとか

ということでとてもお手軽に出来ました。僕は工作系の経験などほとんどありませんが、それでも満足のいくクオリティのものが出来てちょっとびっくりです。予算のほうも下準備で1000円ちょっとの教室がグラス込みで1000円だったので、2000円ちょっととそれほど高くも無い感じです。

また、今回はサンドブラストの体験教室に行ったわけですが、そういった所に行く場合は、予約の時にマスキング部分を持ち込んでも良いかの確認をしておいたほうが良いかと思います。ちなみに僕は忘れていました。おねーさんがいい人だったので何とかなりました。サンドブラスト教室自体は、サンドブラスト 体験とかでググればたくさん出てくるので、ご近所をさがしましょう。

自分の好きなデザインでオリジナルのアイテムが作れる!しかもお手軽!これはオタクならやらない理由がありません!みなさんレッツブラスト!