きな子~見習い警察犬の物語~を観てきた

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もちろん夏帆ちゃん目当てですが何か。

さてさて、映画を見てから知ったのですが、このお話は実際に香川県にいる見習い犬をモデルにして作られたものだそうです。その辺のところを公式ページから紹介すると、

四国・香川県丸亀市。瀬戸内海に面した風光明媚なこの場所に、日本一有名な見習い警察犬がいる。

警察犬試験に6回挑戦しながら、いずれも不合格。2005年の訓練会では障害物を越えられず顔面着地。しかし見習い訓練士の川西智紗さんと共に、何度失敗してもめげずに頑張る姿が次第に共感を呼び、今や香川県のみならず、日本中の人気者となったラブラドール・リトリーバーの「きな子」である。『きな子~見習い警察犬の物語~』は、この実話から生まれた。

映画「きな子 ~見習い警察犬の物語~」公式サイト

だそうな。それではこの点もふまえながら感想をつらつらと。

ネタバレ警告:以下の文章には作品の内容について触れている箇所があります。まだ該当作品をご覧になっていないかたはご注意ください。

個々のパートごとに思い出すと、たまに良いシーンもあったりなかったりなのですが、映画全体で見ると、これはその、なんというか、凄い消化不良というか、腑に落ちないというか、まぁ駄作と言い切るのは難しいのですがちょっとコレは無いだろうといわざるを得ないかと。

そんな評価となった最大の原因が何処かと言うと最後の最後。ラストシーンで杏子(夏帆)ときな子(犬)が警察犬試験に挑戦している場面を切り取って映画が終わり「男坂エンドか。この終わり方自体はまぁありかなー。」と思いながらスタッフロールを見ている所に(現実世界の)きな子は今も警察犬になるためにがんばっています。的なテロップを流したところ。ここが原因で間違いありません。あのテロップは完全に癌だと思います。

せっかく映画の終わりとして、その辺をぼかして「受かったか受かっていないかはあなた次第です(ハロバイ関風に)」としたところにあえて「正解は、受かっていませんでした!」と止めを刺しにきたあのテロップ。なぜ男坂で終わらせない。なぜ現実を持ってくる。映画なんだからうしおととらみたいな終わりにしてもえーやん。現実と違ったって誰も文句なんかいわないのに。ほんとにテロップがなければまだましだったのにと本気で思います。

ほかには、杏子が警察犬の適正が無いきな子を「この子は私が警察犬にします!」と、無理やり決めたシーンで「犬の気持ちは無視かよ。犬権は無いのか?」と思っていただけに、後半でそのあたりのことを自省する杏子のシーンがあったのは良かったのですが、もう少し深く切り込んで欲しかったなぁ。と。で、このあたりを訓練士から逃げ出してしまった杏子の心の成長のお話につなげたりすると良かったんではないかと思ったり。

後は、すっげー細かいところなんだけど、訓練士から逃げ出した杏子が実家に帰って門扉を開けるときに近所の犬の鳴き声が聞こえてるんだけど、この時の杏子の心境であればこの声に絶対反応をすると思うのに、華麗にスルーしてるとことも気になったな。

ただまぁ、夏帆ちゃんは案外演技うまくてよかった。正直期待していなかっただけにこちらに関しては満足。夏帆ちゃんのプロモーションビデオだと思ってみれば十分に価値ありです。可愛い。結婚したい。

あ、あと、この映画で一番納得のいっていないところ。それは、

うどん

ちゃんと回収しろと。